マンションを購入するなら、低層階?高層階?

リノベ

マンションを購入するなら、低層階?高層階?

比較的都心に近い地域に高くそびえ立つタワーマンションを見ると、住んでみたいと思ったことありませんか?しかし、同じタワーマンションでも低層階もあれば、高層階フロアもあります。新築マンションですと部屋の間取りや、階数など、選択肢が多いので、どこに焦点を当てて絞り込んだら良いのか、判断に迷うこともあるでしょう。
今回の記事は、階層で迷われている方に向けて、低層階と高層階フロアを比較しているので、是非、住宅探しのご参考にしてください。

タワーマンションの定義

タワーマンションとは、別名「超高層マンション」と言います。どちらかと言うと、タワーマンションの呼び名の方が、馴染みのある名称ではないでしょうか。
法律的な要素は、現在のところ、定めはありませんが、建築基準法では、階層が58m以上の建物とされており、階数で言い換えると、18階以上がほぼ同じ位の高さとなると言われています。

低層階は外出時の負担が少ない

この記事では、わかりやすく、1階、2階、3階までを低層階として比較をする階層とします。

1階フロア

1階は、エントランスや敷地内駐車場、また、専用庭から敷地外へ直接出ることが可能な設計になってることも多く、外出の際に、マンションの敷地に出るまで時間がかかってしまうというストレスが軽減されることは、魅力の一つとなります。
また、共同住宅の大きな悩みの一つである、階下の騒音も、比較的気にせず過ごすこともできるので、小さなお子様のいるご家庭は、1階も選択階として考えている方も多いのではないでしょうか。
しかし、1階ならではの悩みもあります。外から入ってくる害虫や、道路に面している設計ですと、人の目が気になることもあります。
近年は、豪雨などの自然災害も多く、立地によっては、1階が浸水してしまうということもありますので、地盤などについては、事前に担当の不動産業者に確認をすることをおすすめします。

2階、3階フロア

急いでいるときにエレベーターを利用せずとも、臨機応変に階段とエレベーターと使い分けができるのが特徴です。
1階フロアは、専用庭の使用料が毎月経費としてかかることもあるのですが、2階や3階の低層階フロアは、高層階と比較をすると、割安で価格が設定されていることもあります。
同じ間取りでも高層階より安かったり、また、同じ価格でも高層階よりも広い間取りとなっているというメリットもあります。
また、1階同様に、害虫や外からの目線はデメリットの一つと言えます。

高層階は日当たりや眺望が抜群

タワーマンションの高層階ともなると、周囲に陽を遮る建物や、視線を気にすることもなく、一日中日当たりの良い空間で生活が可能です。
また、都心であれば、夜景を楽しむこともでき、季節によっては、花火も自宅から観覧することも実現できます。
低層階で心配をしていた害虫は、高層階になればなる程外から入って来づらく、窓を開けていても虫刺されを気にする必要もありません。
しかし、エレベーターがなかなか来ないというデメリットもあります。特に朝の通勤時間は混雑することも予想されるので、エレベーターの台数や定員人数を予め確認しておくと良いでしょう。
低層階とは違う自然災害にも注意が必要です。近年多い地震は高層階ですと揺れ幅が大きくなることも多いので、耐震構造なのか、免震構造なのかもチェックしましょう。

生活スタイルと照らし合わせましょう

家族構成や、普段の交通手段、またマンション自体の構造などを比べると、ご自身の生活スタイルに合った階層を選択できます。
低層階も高層階もどちらもメリットデメリットが存在しているので、様々な角度から見てみましょう。
ご家族で迷われたときには、私たち不動産業者がアドバイスをさせていただきます。
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