欠陥住宅を見極めるポイントとは?

欠陥住宅を見極めるポイントとは?

欠陥住宅について、知っていますか?欠陥住宅の問題について、耳にする機会が多くなったように感じますが、一体どのような問題なのでしょうか?今回は、欠陥住宅の見極め方と、万が一欠陥住宅だった場合の対処法をご紹介します。

欠陥住宅とは?

欠陥住宅とは、設計ミスや施工ミスによって起こる欠陥のある住宅のことをいいます。本来備えるべき性能や安全性が欠けている住宅のため、住むことが難しい状態にあり、本来の住まいの目的を果たせていない住宅のことをいいます。

例えば、建物が傾いていたり、雨が降ると雨漏りをしてしまう場合は欠陥住宅の可能性が高いでしょう。

欠陥住宅を見極めるポイントとは?

新築で家を建てた場合、自分の家が欠陥住宅かもしれないと不安になることもあると思います。せっかく家を建てても住まいとしての目的を果たしていなければ意味がありません。家を建てたら、住宅の欠陥がないかを見極めて、損害を早期発見できるようにしましょう。見極めるための主なポイントを3つご紹介します。

➀床の傾き

欠陥住宅を見極めるために、まず床の傾きをチェックしてみてください。床の傾きは、水平器やボールなどの丸い玉を使ったり、最近では、スマホでも水準器アプリがあるので、活用をおすすめします。もし、ボールを置いただけで転がってしまうようだったら、床が傾いている可能性が高く、欠陥住宅のおそれがあります。

➁天井部分の跡

天井部分は雨漏りをしていないかを確認します。万が一、雨漏りをしている場合は、天井や壁に雨漏りの跡が残ります。見える範囲に跡が残らない可能性もあるので、可能であれば屋根裏の確認もしておくと良いでしょう。

➂ドアや窓の開閉

ドアや窓を開け閉めしてみて、スムーズに動くかを確認することも重要です。開閉がスムーズにできない場合は、欠陥住宅の可能性も。ドアや窓は全てチェックすることをおすすめします。

欠陥住宅の場合の対処法とは?

住宅の確認をして、欠陥住宅だったという場合は、迅速な対応が不可欠です。

欠陥を見つけたらすぐに、住宅の建築をした施工業者に連絡しましょう。新築住宅の欠陥の場合は、一定期間内であれば瑕疵担保責任の定めにより修繕をしてもらうことができます。一般的な業者は話し合いに応じてくれて、問題解決に近づくはずです。

しかし、業者によって話し合いに応じなかったり、業者自体の経済状況により修繕することができないというケースも存在します。その場合は、国や自治体で住宅トラブルについての相談窓口が設置されているので、活用するとよいでしょう。

また、弁護士会や建築士会にも相談窓口があります。欠陥住宅の問題が解決しない場合は協議だけでなく訴訟も視野に入れる必要があります。

欠陥住宅の対処方法を知って、万が一の事態に備えておきましょう。

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