公園近くの家のメリット・デメリットとは？

住宅を購入する場合に、公園に近い物件を検討する方も多いのではないでしょうか？公園といえば、緑が多いイメージがあるので、良い印象を持つ方もいれば、騒音が気になるといった不安を感じる方もいると思います。そこで、今回は、公園の近くに住むメリットとでデメリットをご紹介します。

公園近くの住宅のメリットとは？

住宅を購入する際に、公園の近くの物件が良いと考えるのは、小さな子供がいる子育て世代のファミリー層が多いのではないでしょうか。子育てを意識すると、公園が近いことで、子供を自由に遊ばせることができたり、自然と触れ合うことで子供の心が豊かになるなど、メリットを多く感じます。

子供がいない家庭や単身世帯だとしても、公園の前の物件は日当たりも良く、散歩をすることもできます。窓を開けたときに緑が目に入ることで、ストレスが和らぐ効果もあるのではないでしょうか。

また、近年の度重なる災害で公園が避難場所としても注目されています。公園によっては地域の避難場所として指定されている場合もあるので、周辺地域のハザードマップを確認して、把握しておくようにしましょう。また、公園は大きな空間となっているので、近隣住宅の火災の場合も延焼を防ぐ効果もあります。災害から火災が発生する場合もあるため、災害時の二次被害対策としても、公園は役立つと考えられます。

さらに、日中の公園には人が集まることが多く、常に人通りが多いため、空き巣予防の効果も期待できるというメリットもあります。

公園近くの住宅のデメリットとは？

公園の近くのデメリットとしては、どのようなものがあるのでしょうか？まず、考えられるのは人が集まることによる騒音です。みなさんも経験があると思いますが、公園では子供たちが毎日大きな声を出して遊びます。公園の規模が小さくて、少人数の子供たちだけでも、子供の声は響きやすく、うるさいと感じやすいのです。

購入したい物件が公園の近くの場合は、子供たちが遊ぶ夕方の時間帯に物件を訪れて窓を開け閉めして、音の聞こえ方を確かめてみることが大切です。防音がしっかりしていて窓を閉めておけば気にならない場合もあると思いますが、生活する上で窓を開けることがあるので、必ず開けた状態の音も確認しておきましょう。

また、窓を開けることで臭いを確認することができます。公園にはトイレやゴミ箱など悪臭が気になる場所もあります。その臭いが窓から入ってくる場合は窓を開けることが苦痛になってしまします。季節によって臭いが気になるという可能性も多いので、近所の方に臭いについて質問してみることをおすすめします。

さらに、公園は夜になると人通りが少なくなり、溜まり場とな場合もあります。犯罪が発生するリスクも増えるので、街灯のチェックや夜間の様子も実際に確認しておくとよいでしょう。

公園の近くの物件にはメリットとデメリットが存在します。あなたが優先させる条件を決めて、よりニーズに合う物件探しをしてきましょう。

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