敷金と礼金

敷金と礼金は何のための費用なの?

部屋探しをしていると、「敷金、礼金」という言葉を目にすることが多いと思います。
しかし、この敷金礼金とは、何のために必要なのでしょうか。また、敷金と礼金の違いも、曖昧になっているという方もいるかもしれません。そこで、今回は、敷金と礼金の違いや、敷金礼金がゼロの物件に関しての注意点もご説明します。

そもそも敷金と礼金の意味が知りたい

敷金とは
敷金とは、契約者がオーナーに預ける費用になります。一般的には、賃料に対して1〜2ヶ月で設定されている物件が多く、退去時の原状回復費用に充当されます。
関東では「敷金」の名目となりますが、関西圏は「保証金」と表現されることが多いようです。

礼金
礼金とは、オーナーに対して支払うお礼金になります。古くから物件を貸してくれるオーナーにお礼をするという文化が根付いていましたが、最近では、そのしきたりも改める物件も多く、礼金ゼロ物件も存在します。

敷金・礼金ゼロの物件とは?

賃貸物件を探していると、敷金、礼金ゼロの表示の物件があります。しかし、どうして敷金礼金をゼロにできるのでしょうか?
その理由は、建物や、立地などに不便さを要する場合、なかなか借り手がつきません。普段電車を主な交通手段として利用する方は、最寄り駅より徒歩10分圏内を条件として希望するケースが多く、駅から15分などの立地に関しては、通勤通学時間に時間がかかってしますので、長期間空室になってしまう可能性もあります。マイナス要素があるからこそ、他物件との差別化という意味合いで敷金礼金ゼロとしているのです。
ただ、敷金礼金ゼロ物件でも、初期費用はかかります。例えば、仲介手数料、前家賃、家財保険料、鍵交換代、保証料(保証人なし物件の場合)など、敷金礼金がゼロでも、初期費用は見積もっていた方がよいですね。

敷金・礼金ゼロの物件の注意点とは?

敷金礼金ゼロの物件には、何か理由があるのではないかと不安になってしまう方もいるかもしれません。確かに、敷金礼金があることが当たり前で、支払った物件の方が安心という考え方もあります。立地などでの敷金礼金ゼロとしている物件もあるので、デメリットが絶対にないとは言い切れませんが、初期費用を抑えて物件を借りることができるので、費用面で見ると、メリットの方が大きいです。
ただし、敷金礼金ゼロ物件は数が少なめなので、絶対条件として検索すると選択肢が狭まってしまう可能性があります。また、初期費用が抑えられる代わりに、家賃が相場よりも割高になっている傾向もあります。自分の希望する条件から離れない程度に探してみることがおすすめです。

敷金・礼金を支払うのはいつ?

敷金礼金はいつ支払うのか分からないという方も多いと思います。基本的には、賃貸借契約時に、不動産会社を通じて支払います。最近では、クレジットカード払い対応という不動産会社もありますので、よく確認をした方がよいですね。
敷金・礼金ゼロの物件の場合は、先払いの家賃(前家賃)や仲介手数料などを支払うだけで、住み始めることができるので、初期費用が抑えられます。
初期費用が抑えられることが、敷金礼金ゼロ物件の一番の魅力と言えます。初期費用が抑えられることで、引っ越しがしやすく、今よりも快適な暮らしが手に入るかもしれません。
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