リノベ済みマンションと自分でリノベは、どちらがお得？

今、マンションのリノベーションが人気です。中古マンション格安で購入し、低予算でリノベーションして、おしゃれな物件に生まれ変わらせるテレビ番組もあり、自分でリノベーションを考える方も増えているのではないでしょうか。
リノベーションの物件が注目されている理由には、新築マンションの価格が高騰してしまい、手の届かない価格になっていることも要因の一つだと考えられます。
そこで今回は、リノベーション済みのマンションを購入するのと、買主が自分で中古マンションをリノベーションする場合の、それぞれのメリット、デメリットをご紹介します。

リノベ済み物件のメリットとは？

リノベ済み物件を購入するメリットとしては、リノベが完了した実際の物件を見ることができるので、自分が住むイメージがわきやすいこと、全体の金額感の把握がしやすいこと、購入後すぐに住み始められることがあげられます。住居開始日が決まっている場合は、リノベ等済み物件がおすすめです。

リノベ済み物件のデメリットは？

リノベ済物件を購入するデメリットとしては、納得のいかない仕様の可能性があり、補修や改善費用が掛かる可能性があることです。
全所有者のリノベの趣味、志向が強い場合は不動産会社が再販売のためのリノベをしていて、住宅の価格に上乗せされることがあります。さらにそのリノベはコストを抑えるために最低限のリノベという可能性もあり、買主が再度補修しなければならない事態も起こり得ます。
オーダーメイドのイメージや、新しい機能を付け加えるリノベーションを望んでいる方には不向きと言えそうです。

自分でリノベのメリットは？

物件購入後、自分でリノベをするメリットとしては、自由度が高いことが一番です。リノベ済物件に比べて、リノベされていない中古物件は数が多いので、自分の好きなエリアや、価格帯で選ぶことができます。また、リノベの内容もライフスタイルによって自由に決めることができて、予算をどこに多く使うかも自由に選択できるのです。

自分でリノベのデメリットは？

自分でリノベをするデメリットとしては、すぐに住むことができないこと、全体の金額感が把握しきれず高額になってしまうケースが多いことがあげられます。さらに、住宅の構造によって希望通りにリノベできない可能性もあります。具体的には、柱の位置が変えられなかったり、管理規約で改修に制限項目が定められていることもあるのです。
そこで最近は、「ワンストップ型」のリノベーション会社が登場しています。物件探し、リノベ等のプランニング、工事、さらには金融機関のローン斡旋までを請け負ってくれるので、リノベ物件の購入を検討している方にとって、心強い存在といえるでしょう。

ワンストップ型リノベーションは増加していく

新築マンションの価格高騰から、中古マンションの注目度はあがり、リノベーションによってさらに人気が高まることが予想されます。そこで、ワンストップ型リノベーションも増加傾向となるでしょう。
リノベ済みマンションを購入する場合も、自分でリノベする場合も、信頼のおける不動産会社を選択し、納得の行く物件の購入ができるようにしましょう。
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