プライバシーはどこまで分ける?家族全員が幸せに暮らせる二世帯住宅
二世帯住宅のイメージは、プライバシーの確保や、常に感じる親世帯の目線だったりと、どことなくマイナスなイメージを持ってしまいますよね。
しかし、近年、二世帯住宅を検討される方は、プラス要因が多いからこそ二世帯住宅を希望されるようです。しかも、税金が抑えられたり、お得なこともあるのです。
今回は、家族全員が幸せになれる二世帯住宅について、解説をしたいと思います。
二世帯住宅を希望する背景
二世帯住宅への考え方が最近では変化しています。
少し前は、親と同居をするという考えが元となり、二世帯とは言え、共有する箇所が多かったのですが、現在では、同じ屋根の下で、家族の繋がりや気配は感じつつも、互いのプライバシーを保ち、適度な距離感で生活ができることが求められます。
では、二世帯住宅を希望する家族は、どのような理由があるのでしょうか
1:共働き世帯の増加や、親世帯の高齢化によるお互いのサポート
2:経済面でも双方で助け合うことができる
3:災害時などの不安が払拭される
4:親世帯が互いに一人になった際の精神面の支え
上記は一部の理由です。これを見てもわかるように、親世帯、子世帯が、互いにプラスの要因で、二世帯住宅を希望するケースが多いようです。ひと昔前、二世帯住宅での同居を断れないという時代とは打って変わり、気持ちの面でも変化を遂げています。
二世帯住宅の種類
単に、二世帯住宅と言っても、間取りや構造などでタイプが分けられます。大きく3種類に分けられているので、紹介をしたいと思います。
完全同居住宅
完全同居住宅とは、寝室などの空間以外、水廻りや、玄関、キッチンなどは共有するタイプとなります。日々の生活の中で、共有する空間が多い分、家族の絆や、コミュニケーションも取りやすく、いざというときのサポートも協力しやすい特徴があります。一方で、共有する箇所が多い分、プライバシーの確保がなかなかとりづらいデメリットもあります。
部分共有住宅
部分共有住宅とは、住宅の共有箇所を部分的につくり、互いに独立空間を保つことができる二世帯住宅となります。部分的とは、例えば、玄関は一つですが、1階は親世帯、2階は子世帯など、完全同居住宅と比べると、よりプライバシーの確保がしやすい構造となります。共有部分をストレスの感じない程度に設けているので、近くに気配を感じながらも距離感が保ちやすいというメリットがあります。
しかし、水道光熱費など、生活費の仕分けが難しいというデメリットもあります。
完全分離住宅
完全分離住宅は、表札、玄関、水廻りなど、全て親世帯、子世帯と分離をしています。面倒な水道光熱費のメーターも各世帯でついていたり、プライバシーも完全確保が可能となります。
建築費用の面では、共有部分が少ない分コストは一番高いと言えます。
理想の二世帯住宅を建てるために
二世帯住宅の建築は、一世帯住宅の建築よりも建築費が高額となりますが、補助金制度も利用できるので、メリットとデメリットを含め、賢く選択をしましょう。
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